SNUG Journal

「SNUG Journal」は毎週金曜日に発行! 対話のプログラム設計や教育、ファシリテーションを行う 「対話の場づくり屋 SNUG」の活動レポートや代表の考えなどを発信します。

「SNUG Journal」は毎週金曜日に発行!
 対話のプログラム設計や教育、ファシリテーションを行う 「話し合いの場づくり屋 SNUG」の活動レポートや代表の考えなどを発信します。

【第47号】「民主主義ユースフェスティバル2024札幌」で行った気候変動ワークショップの様子とは?ほか

「SNUG Journal」 へようこそ!

 「 対話の場づくり屋 SNUG」にまつわる情報や活動内容、公正な対話の場づくりに関するトピックを毎週金曜日にお届けします。ライターはSNUG代表の 長谷川友子です。

 今回は第47号。札幌はすっかり寒くなってしまいました。

 さて今週は、先週日曜日に狸小路の「空き地」で実施された民主主義ユースフェスティバル2024札幌の気候変動に関するワークショップや新たにスタートした授業の様子、これから控えている各種ワークショップについてもお知らせします!

 オリジナル漫画「たいわのふしぎ」コーナーもありますので今週もぜひ最後までお読みくださいね。

 

今週、先週のSNUGの動きは?

 先述したように、今週は「民主主義ユースフェスティバル2024札幌」でのワークショップのファシリテーターをしたり、翌日月曜日は北海道教育大学岩見沢校 芸術・スポーツビジネス専攻の1年生向け授業にゲスト講師として関わったり。

 そして事業連携先とのミーティングなどもありました。

 確定申告に向けた講座に出向いたりと数字やお金のこと、事業のことどちらも考えながら日々が進みます。

 

民主主義ユースフェスティバル2024札幌のワークショップ「気候変動」のファシリテーターを務めました。

photo@mikimikke11

 「民主主義ユースフェスティバル2024札幌」当日はいつになく冷え込み、札幌の最高気温は10度ほど!それでも前日の土砂降り雨は消え、さっぱりとした秋晴れでした。

 ここからは平松美樹さんの素敵なお写真とともに通称「民フェス」のワークショップの様子を振り返ります。

photo@mikimikke11

 開会式の実行委員挨拶。少数精鋭でびっくり!かっこいい。 

photo@mikimikke11

 ではワークショップ「気候変動」の様子をふりかえっていきましょう。このワークショップのキーパーソンはこのお二人!実行委員たいじさんとあげはさん。当日の打合せの際にお写真をパシャリ。

こちらの写真は撮影:私。

 45分のワークショップ。実行委員のお二人は、この時間で気軽に対話したり「対話って楽しいんだな」と思ってほしいと私にファシリテーターを依頼してくれました。

 このワークショップには、実は「わたしたちと気候変動~未来について考えてみた~」という裏タイトルがついていました。

 このタイトルには、お二人の「気候変動は自分たちの日常にあり、自分たちの手で未来を変えられることを知ってもらいたい」という思いが込められています。

 

ワークショップ「わたしたちと気候変動~未来について考えてみた~」スタート!

 参加者の円がぎゅっとしていますね。なぜか。とんでもなく寒かったからです。寒い寒いと言い合いながらのワークショップ。参加者の中には一瞬輪を抜けて、すごいスピードでジャケットを取りに行く方も。

 

photo@mikimikke11

 今回は屋外。スクリーンもプロジェクターもありませんのでSNUGお手製デカスケッチブックが登場!実行委員あげはさんに手伝ってもらいながらファシリテーターを務めました。

photo@mikimikke11

 民フェスに集まった見ず知らず、しかし「気候変動」というトピックで集まった参加者たち。チェックインをして、グループと全体で対話をしました。

 メインの問いはこちら。

photo@mikimikke11

 参加者は思い思いの声を少しずつ口にします。「次は私がしゃべろうかな…」と手が上がりマイクも渡ってゆきます。

photo@mikimikke11

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photo@mikimikke11

 問いを足に乗せながら(!)あげはさんも話します。

photo@mikimikke11

 何が始まるかわからなくても「気候変動について話してみよう」と参加してくださった参加者の皆さん、そしてそんな素敵なワークショップを企画してくださった実行委員のたいじさん、あげはさんに心からの感謝を申し上げます。

 皆さんまたお会いしましょう!私はなんだかとても楽しかったですし、気候変動について公の場で対話することに対してとても希望を感じました。

photo@mikimikke11

 

余談ですが

 ワークショップ後の1コマ。この後私(中央)はデカスケッチブックを会場に忘れて慌てて引き返すことになります…(汗)。

photo@mikimikke11

北海道教育大学岩見沢校 芸術・スポーツビジネス専攻の「政策学概論」にて3週にわたって授業を担当中!先週第1回目が無事終了。

 北海道教育大学岩見沢校 芸術・スポーツビジネス専攻1年生を対象とした授業「政策学概論」のゲスト講師を務めています。3週連続の講座で、タイトルは「世界で起きていることと私たちとのつながり:対話の意義と可能性」。

 


 この授業では気候変動など今まさに地球で起きていることに想像力を広げ、対話の技術を学ぶことを通して「自分で意見を持つこと」の練習をします。

 ワークショップスタイルでの授業ということで安定のストップウォッチ常備…。

 自分の伝えたいことを伝えられるありがたさとワンダーを胸に、また来週も学生の皆さんに授業をしてきます!

 

「さっぽろ気候変動タウンミーティング」の参加者を募集中!今年はどんな対話の場になるでしょうか…?

 さっぽろ気候変動タウンミーティングは札幌市環境局主催の対話の場。札幌市民や札幌にまつわる市民が集い、気候変動をはじめとする地域課題について対話するワークショップです。

 対話の場づくり屋 SNUGの長谷川友子は昨年度に引き続きコーディネーター・ファシリテーターを務めます。

 さて、第1回がこちら!

 

「気候変動を考え対話するための「公正」の視点とは?札幌でDEIJを考えよう」

日時:2024年11月10日(日)14時00分~17時00分

場所:さっぽろテレビ塔 2階しらかば・あかしあ中央区大通西1丁目)

講師:長島美紀さん(公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン アドボカシーグループリーダー)

お申し込み:こちらから!

 今年はユースファシリテーターとともにお待ちしております!

 昨年度の様子はこちらからご覧ください。

note.com

 

タウンミーティングが次々続々…。
札幌市円山動物園×気候変動教育プロジェクト 「気候変動・生物多様性タウンミーティングin円山動物園」のファシリテーターを務めます!

 円山動物園でもタウンミーティングが…!この企画では、動物園で暮らす動物たちを通して気候変動や自然再興にどう関わっていくのか、専門家とともに学び対話していく連続企画。私は第1回と第2回のファシリテーターを務めます!

 気候変動対策や生物多様性保全への関心がある方も、あまりないけれど久しぶりに動物園に行ってみようかなという方もぜひお気軽にご参加くださいね。

日時:2024年11月2日(土) 13:00~16:00

集合場所:札幌市円山動物園 科学館ホール(正門入って左側の建物)

参加費:この企画への参加は無料ですが、入園料(大人800円)が必要です。

お申し込み:こちらのフォームからお申し込みください

主催:札幌市円山動物園環境省北海道環境パートナーシップオフィス(北海道地方ESD活動支援センター

協力:特定非営利活動法人EnVision環境保全事務所

epohok.jp

SNUGオリジナル漫画「たいわのふしぎ」

 4コマ漫画「たいわのふしぎ」を連載中。漫画を通して対話で起きることや可能性などを少しずつお伝えしていきます!今回は民フェスでの一コマを描いてみました。

結び

 さて今週のSNUG Journalはいかがでしたか。いつもお読みいただきありがとうございます!今週もおかげさまでドタバタと過ごしています。

 さて今週日曜日はいよいよ選挙ですね。

 私は近所に候補者が演説しにくる日時を調べて、候補者が演説しているところを見に行ってみました。当たり前っちゃ当たり前なんでしょうけれど、映像や写真で見るのとは違って、「ああこの人が国会に行くかもしれないのかあ」と実感しました。これが民主主義ってコト!?

 選挙権がある人はぜひ投票所に行きましょう。私は現在の選挙区に引っ越してきてから初の選挙で、呼びかけておいて私もちょっとどきどきです。

 さあ、明日は子ども議会。こちらも民主主義を担う一つの大切な現場。ファシリテーターとしてユースファシリテーターとともに子ども議員とともに子ども議会を作ります。

 ということで今週はここまで。実はこのSNUG Journal、今回で1周年っぽいです。今言う〜!!?

 ではまた来週、ここSNUG Journalでお会いしましょう。

 

2024年10月27日金曜日
対話の場づくり屋 SNUG
代表 長谷川友子