「SNUG Journal」 へようこそ!
話し合いの場づくり屋 SNUGにまつわる情報や活動内容、対話に関するトピックを毎週金曜日にお届けします。ライターはSNUG代表の長谷川友子です。
最近の札幌は特に寒いですが、皆さんのお住まいはいかがでしょうか?ぜひ暖かくして過ごしてくださいね。
さて今回は第13号です。今回は最近のSNUGと、リニューアルした「SNUGの考え」についてお知らせします。
今回も、ぜひ最後までお読みください!
環境教育・子どもワークショップ「みらしる2024」が終了!
札幌市環境局主催の環境教育・子どもワークショップ「みらしる2024」が終了しました。「みらしる」とは、「私たちの未来(みらい)を知る(しる)」という意味が込められています。
対象は児童会館に通う小学校低学年。気候変動を学ぶ1時間の対話型プログラムです。
5つの児童会館に本部からオンラインでプログラムをお送りし、現地の児童会館では事前に研修を受けたユースファシリテーター・グラフィッカーが子どもたちの学びをサポートしました。
このブログでは先週に引き続き本部の長谷川友子の様子をお届け。
第2回目の回は参加人数がとても多かった…!画面いっぱいの参加者にプログラムをお送りできて光栄でした。
画面越しにユースファシリテーター・グラフィッカーが支えているのも伝わってきました。
ちなみに先週半ばは札幌に大寒波が襲来。運営陣は無事ユースたちが児童会館に向かうことができるかとどきどきしていたのですが、先週末には青空になってくれました。
本部でスタッフ一同ほっとしたところでした。
「スペシャルまなべぇ」にゲスト登壇しSNUGのお仕事についてお伝えしました!
公益財団法人さっぽろ女性活動協会が実施しているさっぽろ学びのサポート事業「まなべぇ」。学習に不安を抱える中学生を対象に、各区に学習教室を開設し、サポーター(大学生が中心)が学習支援や居場所づくりをしています。
2024年1月28日(日)13:30〜15:30、SAPPORO Incubation Hub DRIVEにて「スペシャルまなべぇ番外編『自分のミライを考える、2DAYS』」の1日目が開催されました。
このプログラムは参加者自身が自分の将来を考えるきっかけとする事業です。
私長谷川友子はゲストとして登壇し、SNUGのお仕事や価値観についてお話しました。
よく友人から「あなたの仕事は結局なんなの…?」と言われることも多々…。自分の仕事を伝える難しさを日々感じています。
ですから、写真多めのスライドを用意したり実際のタイムテーブルをお見せしながら「対話の場づくり屋さん」の存在とその意義や内容をお伝えしてみました。
また、参加している中学生に向けたのメッセージとして「もし自分が何になりたいのかわからなかったり、夢がなくても自分のせいだと思わないでほしい」ということ、その背景として様々な格差があることにも触れました。
中学生SNUGの仕事について伝えることを通して、改めてSNUGの仕事とは何か考えることができました。貴重な機会をありがとうございました。
「さっぽろ気候変動タウンミーティング」第3回目の様子をレポートにしました!
ワークショップコーディネーター、ファシリテーターを務めているさっぽろ気候変動タウンミーティングの第3回目(2024年1月25日18:00〜20:00開催)の気候変動おしゃべりカフェのレポートを(先ほど)書きました。
先ほど「みらしる2024」の本番は大寒波を回避したとお伝えしましたが、この「気候変動おしゃべりカフェ」の当日は大寒波襲来。学校が休校になったり公共交通機関の遅延が相次ぐほどでした。
そんな中bokashiで開催したワークショップの様子です。写真などももりもりでかいたので、こちらもぜひお読みください!
次回のタウンミーティングは2024年2月18日(日) 14:00〜17:00@札幌エルプラザ!
次回のさっぽろ気候変動タウンミーティングは、第4回。折り返しです。日本での「気候正義」の第一人者として活躍されている宇佐美誠さんをお呼びしともに対話しながら地域やまちの未来について考えます。ぜひお楽しみに!
参加にはお申し込みが必要です。途中からの参加もどこかの回だけの参加も大歓迎ですので、ぜひこちらからお気軽にお申し込みくださいね。
ちなみに「気候変動おしゃべりカフェ」からタウンミーティング参加者有志による雪まつりブースでのチャレンジ企画も進行中。今日は初回ミーティングを実施しました。私は参加者の取り組みをサポートする役割で一緒に活動中です。
SNUGの中心となる考えをリニューアル!「対話のあり方が未来をつくる」から「対話のあり方が未来を変える」に。
最近はちょこちょこSNUGのWebサイトを更新中。その中で「SNUGの考え」であった「対話のあり方が未来をつくる」を「対話のあり方が未来を変える」に変更することにしました。
小さいことに思われるかもしれません。でも私は考えを問い直し言葉にこだわっていたいなと思い、ここに書いてみることにしました。
SNUGは理念を表す言葉としてビジョンやパーパスとかかっこいい言葉を使わず、あえて「SNUGの考え」としています。そのほうが有機的かなと思って…。
「未来をつくる」という言葉のファンシーさは魅力的ですが、手放すことにしました。その代わり、「つくる」より具体的な「変える」という言葉にしてみました。
持続可能で公正な社会を目指すにあたって、あくまで対話は手段ですよね。SNUGは、より多くの方に対話をより「実用的に」捉えてもらえるように活動していきたいと考えています。
それから、実績のページも更新中。「2024年」のページを新たに作りながら、月日が過ぎているのだなと感じました。
結び
毎回、特に最初のほうはびくびくしながら投稿してきたこのSNUG Journal。回を重ねるごとに、発信することのできる状況というのは恵まれているということだということがよくわかります。
読んでくださる方がいらっしゃること、そして書くことができる現場があること、それらを支えてくれている環境に感謝しています。
外は吹雪いたりやんだりしています。みなさん、よく眠れますように。そしてまた来週お会いしましょう。
吹雪の札幌の自宅より
話し合いの場づくり屋 SNUG
代表 長谷川友子