SNUG Journal

「SNUG Journal」は毎週金曜日に発行! 対話のプログラム設計や教育、ファシリテーションを行う 「対話の場づくり屋 SNUG」の活動レポートや代表の考えなどを発信します。

「SNUG Journal」は毎週金曜日に発行!
 対話のプログラム設計や教育、ファシリテーションを行う 「話し合いの場づくり屋 SNUG」の活動レポートや代表の考えなどを発信します。

【第61号】対話は街の中に、「SNUG DAY」のビジュアルリリース!SNUGが関わる現場の様子もお届け。

「SNUG Journal」 へようこそ!

 「公正な対話の場づくり」に特化したファシリテーション、ワークショップコーディションを行う「 対話の場づくり屋 SNUG」の代表長谷川友子が、SNUGにまつわる情報や活動内容、関連するトピックを毎週金曜日(ごろ)にお届けするジャーナルです。

 SNSのストーリーズで伝えていたとおり、今週は月曜日の発行になってしまいました…汗。

 さて、今回は第61号。SNUG久しぶりの自主企画のビジュアル大公開!そして最近のSNUGが関わる現場についてお伝えします。

 ぜひ最後までお読みくださいね!

 

今週のSNUGの動きは?

 2月15日は、コーディネーター・ファシリテーターとして関わっている「さっぽろ気候変動タウンミーティング(主催:札幌市環境局)」の第6回「気候変動と市民の行動を考える」が開催されました。

 2月20日夕方は、私はファシリテーター講師を務めた「令和6年度環境教育・子どもワークショップ(主催:同上)」のユースファシリテーター・グラフィッカー研修最終日。その翌々日2月22日は環境教育・子どもワークショップ、通称「みらしる」の第1日目、ユースファシリテーター・グラフィッカーが活躍しました。私は今年もメインファシリテーターを務めました。

 そしてなんと!SNUG自主企画の情報がついにリリース!!渾身のビジュアルをお見逃しなく。

 

さっぽろ気候変動タウンミーティングの様子をチラ見せ。 

 札幌市環境局主催の「さっぽろ気候変動タウンミーティング」。全8回のこの対話の場も気づけば第6回が終了し、今週水曜日が第7回。

 タウンミーティング公式noteにて各回のコーディネーターレポートをお届けしています。第6回の分ももう少しで公開されますのでお楽しみに…! 

 ここでは第6回「気候変動と市民の活動を考える」の様子を一足先にチラ見せします。

事前の打ち合わせ。

 タウンミーティング第6回目の講師は日本福祉大学から両角達平さん。

 最近SNUGとして現場に入る際のトピックは、メインファシリテーター(私)とグループファシリテーター(ユースファシリテーター)との連携の質向上。チームで対話の場づくりをする際のメインファシリの役割とは?時間をかけて探究していきたい。

 

環境教育・子どもワークショップユースファシリテーター・グラフィッカー研修が終了。「みらしる」今年も開催!!

 同じく札幌市環境局主催の令和6年度環境教育・子どもワークショップ。この学びの場のサポートをするユースファシリテーター・グラフィッカー研修(全3回)が無事終了しました。

 私はファシリテーターの講師を務めました。グラフィッカーの講師はレゾナントサイン代表の酒井麻里さんとご一緒しました。

 参加者であるユースファシリテーターとユースグラフィッカーはペアまたはトリオとなり、児童会館に赴きます。そして初めて会う児童会館の小学生の学びをサポートするというチャレンジングなこの取り組み。今回は研修最終日も様子をお届けします!

 最終日第3回目は本番の数日前、少しだけ緊張感が漂います。現場では自分たちだけでチェックインをする必要がありますから、第3回目のチェックインは完全にユースのみで実施。

 そして配属先のペアとやりとりしたりしながら現場のイメージをつけます。

 後半のロールプレイ(デモンストレーション)に向けて、各役割に分かれて技術のおさらい。ファシリテーター研修では新たに目的の掴み方、問いの展開の仕方などのプログラムを実施。


 最後は本番を想定したロールプレイ(デモンストレーション)と講師からのフィードバック。実際にやってみないとわからないこともたくさん。盛りだくさんの研修プログラムが終了しました。

 

そんなユースたち、ワークショップ当日は…?

 この札幌市環境教育・子どもワークショップは「私たちの未来を知るためのワークショップ」という文章から「みら」「しる」をとって「みらしる」という愛称で実施しています。

 「みらしる2025」も第1日目が無事終了。私はメインファシリテーターとして本部から環境教育のワークショップをお届け。

 オンラインで子どもたちと対話できたのも嬉しかったですし、何よりズームの小さな画面からユースファシリテーター・グラフィッカーたちがそれぞれの現場で「対話の場づくり」をしている様子が伝わってきました。

 ユースの皆さんがどんなことを感じ、学んだのかとても気になります。2日目も対話の場づくりをともにしましょう。

 

SNUGメンバーミーティング実施。NPOインターンシップでつながる輪…

 自主企画に向けて、SNUGメンバーミーティングを実施中。

しかしSNUGがこんなに団体らしくなる日がくるとは…!

 道外の大学に通うう〜さんもメンバーミーティングに参加してくれました。う〜さんはSNUGインターン黎明期(?)を支えてくれたメンバー。なつかしい一年前の記事をシェアします。

unitsnug.hatenablog.com

 メンバーみんなで座談会も実施したので、このSNUG Journalでいつかお届けできたらな、と思っています。

 

そんなSNUGの自主企画の情報公開!「SNUG ファシ&グラDAY」とは?まずはメインビジュアルを公開。

 SNUGの自主企画はユースメンバーが講師(コ・ラーナー)となり、ファシリテーションとグラフィックレコーディングの基礎を学ぶイベントです。

 このビジュアルは私(長谷川友子)が作成。作りながら考えたのは「対話は街の中に」というSNUGの信念。そこでこのイベントのビジュアルはストリートアートやグラフィティをモチーフとしてみました。いかがでしょう?

 場所は調整中。参加者申し込みはまだですが、まずは日程の確保をお願いします!

 

結び

 今日もお読みくださりありがとうございました。

 いろいろなことが起こる毎日の中で「SNUG DAY」のビジュアルを作りながら、対話もファシリもグラフィックも街のなかにあるんだという思いが強くなりました。

 対話はまっさらな空間で起こらない、むしろ社会の中で行われる。だから対話の作り手はその社会構造を学び続け、権威がどこにあるか嗅ぎ周り、発言権の偏りに注視すべきというのが今のところのSNUGと私のスタンスです。

 ストリートアートとグラフィティのことも調べながら、アーティストたちが表現しているのは権威や制度への疑問、差別や抑圧の可視化、暴力や戦争への反抗。対話の場づくり屋としても不可欠なスピリットたち。

 さて、夜も更けてきたので眠ります。お互い心身の不調には気をつけながら、ケアし合ながら生き延びましょう。

 ではまた、ここSNUG Journalでお会いしましょう。

 

2025年2月24日月曜日 夜
対話の場づくり屋 SNUG
代表 長谷川友子