「SNUG Journal」 へようこそ!
「公正な対話の場づくり」に特化したファシリテーション、ワークショップコーディションを行う「 対話の場づくり屋 SNUG」の代表長谷川友子が、SNUGにまつわる情報や活動内容、関連するトピックを毎週金曜日(ごろ)にお届けするジャーナルです。
4月になり、新年度が始まりました。今回は第68号!4月27日(日)実施予定のSNUGオリジナル企画「SNUG DAY」やそれまでの道のりについてお届け!ぜひ最後までお読みくださいね。
今週のSNUGの動きは?
SNUGの自主企画「対話の場づくりの祭典 SNUG DAY〜対話は俺らの街の中に〜」の準備をする1週間でした。ダイレクトメールを入稿して受け取り、それをメンバーと街を歩き受け取ってもらったり、1on1と称してメンバーそれぞれとミーティングをしたり。
お休みもしつつ、基本的にマイペースに「SNUG DAY」の準備中!
改めて:SNUGオリジナル企画 「対話の場づくりの祭典 SNUG DAY〜対話は俺らの街の中に〜」とは?
「公正な対話の場づくり」「対話の主流化」を目指すファシリテーションブランドSNUGのオリジナル企画。SNUGが実施してきた対話のスタイルとSNUGメンバーの現在地をお届けしますよ!
SNUG DAYのダイレクトメールが完成しました!!
先週入稿したイベントのDM(ダイレクトメール)が完成。発色もよく、我ながらとってもキュートです。
タイトルのごとく、俺らの街を歩き、DMを配る。
このイベントの副題は「対話は俺らの街の中に」。副題の通り、SNUGメンバーでSNUG DAYというイベントを知っていただく私たちの街を歩きました。
パタゴニア アウトレット札幌南店さんにも伺い、DMをお渡しし、イベント内容についてお伝えさせていただきました。
そしてメンバーがお世話になっているという「喫茶こともし」さんにも伺いました。広報のご協力、ありがとうございました!
「喫茶こともし」では、思いがけず去年のSNUGの初夏の現地インターンメンバーが大集合!今はほかの活動に専念しているメンバー、受験に集中すべく自分の持ち場で頑張っているメンバーに再会できて嬉しい気持ちに。
もちろん、会場のbokashi Baseにも伺いました。ご利用の際はぜひ見てくださいね!
そして今日は札幌エルプラザの札幌市民活動サポートセンターさんにも広報のご協力をいただきました。
さて、そんなこんなでたくさんの方々のご協力をいただき広報活動も継続中です。皆さん、本当にありがとうございます。
同行し写真を撮ってくれたのはObara Misakiさん。ありがとう。
SNUG DAYまでの道のり:「We are. SNUG!」をつくる
SNUG DAYは3部構成。第2部の「We are. SNUG!」ではSNUGのユースメンバー一人ひとりの今をお届けします。
決まっているのはテーマと持ち時間。ユースメンバー一人ひとりが自分がSNUG DAYを通してしたい主張や提案を作成中。この時間はSNUGメンバーが、俺らの街、私たちの街で伝えたいことを考え、準備しています。
SNUGメンバー、1on1ミーティングの様子をチラ見せ!
4月に入り新生活の慌ただしい中、一人ひとりと差し向かいで対話することはとても大事だなと感じました。今日、ふとメンバーと対話する中で見えてきたSNUGの対話で重要なキーワードが言語化されました。
「いつものあなたのテンションで。」
対話は特別面白いものでもないかもしれないね、盛り上がるってなんだろうね、沈黙してもいいって言われても、沈黙にも質はあるよね。そんなことをメンバーと対話していたときにふと、「いつものあなたのテンションで参加してほしいよね」という言葉が出てきました。
SNUG DAYも、ぜひいつものあなたのテンションで参加できますように。メンバー一同お待ちしています。
「対話の場づくりの祭典 SNUG DAY〜対話は俺らの街の中に〜」
実施日時:2025年4月27日(日)14:00~17:30
場所:bokashi Base
参加費:無料
対象:当企画、対話などに関心がある方
主催:対話の場づくり屋 SNUG
お申し込み:申し込みフォームにご記入ください。
特設サイト:こちらから!
SNUG DAYの一つのチャレンジ、プロセスもオープンに。
中長期的な物事を捉えるには、大きく分け二つの側面があるかもしれません。今回は「過程」と「成果」の側面から対話の場を考えてみます。
SNUGのオリジナル企画は、意図的にその企画までの道のり、つまり「過程」をオープンにしています。
まだまだ「対話の場づくりは技術である」という認識が広まらないのも事実。だからこそ、あえて過程を開いてみます。
ファシリテーションブランドを目指すSNUGは、その技術を証明するためにも透明性を追い求めてみたい。もちろん成果は重要ですが、自主企画ならではのチャレンジも大事にしたいのです。
結び
さて、今週のSNUG Journalはいかがでした。お仕事一色のジャーナルから春は一転、オリジナル企画についての回が続いています。読者の皆さんの感想が気になります。
話は変わって、先日小説『ハンチバック』で芥川賞を受賞した市川沙央さんのインタビューを見ました。それがすごく今の私にとって…すごく大事なものとなったので、ここに引用してこのジャーナルを終わりにしたいと思います。
「ナイフでも持って目の前に立っているのでないかぎり、意見の違う人とでも友人知人になれるはずだ」が私の信条です。
インタビューアー:市川さんは『生きる』ということの意味について、今までどのように考えてこられたのですか?
市川さん:もの言う障害者とみると「生きることの意味」を問おうとするのは本当にやめたほうがいいと思います(※これはご質問への批判ではなくこれ自体がメッセージです。念の為)
最後にこんな言葉で締め括られます。「みんな、もっと揺らぎを見せてくれ、と思いますね。」
この時代を、ともに生きていきましょう。
ではまた、ここSNUG Journalで!
2025年4月11日(金)
対話の場づくり屋 SNUG
代表 長谷川友子