2023年1月から「さっぽろ気候変動タウンミーティング」開催!
みなさんこんにちは。SNUGの長谷川友子です。
今回は、札幌市環境局主催のワークショップ「さっぽろ気候変動タウンミーティング」の参加者募集のお知らせです。
いつもはユース世代を中心に募集をすることが多いですが、この企画の対象者は札幌市または周辺にお住まいでこの企画に肝心のある方、つまり全世代です。
SNUGの代表長谷川友子はワークショップ(体験型の学びの場)をどんな時間にしようか考え提案するワークショップコーディネーター、そして当日参加者が安心して学びを深め話し合えるよう集まった皆さんをご案内する「ファシリテーター」を務めます。
「さっぽろ気候変動タウンミーティング」ってどんなイベント?
このワークショップは2024年1月から2024年3月まで全6回、札幌市内会場にて行います(会場は各回変わります)。
「タウンミーティング(※1)ってなにするの?」と思われた方もいらっしゃいますね。
札幌市の環境局では気候変動に関してさまざまな企画を開催してきましたが、今回「タウンミーティング」としたのは「まちの人たちが集まり対話する」というシンプルなポイントに立ち帰りたかったから。
だからこのワークショップは、まちの人たちが集まる場所や時間になればと考えてみます。
もう少しニュアンスやメッセージをお伝えするため、ホームページの説明文を抜粋してお届けします。
持続可能な社会を実現するため、気候変動への対策が迫られています。
しかし、めまぐるしく変化する社会の中では、目の前のことに追われ、安心して社会課題について話し合い、学ぶことが難しいという声もあります。そこで、札幌市は気候変動をはじめとする社会課題について話し合ったり、
専門家からの学びを得たりしながら参加者同士がつながることができるようなワークショップを開催します。日々の喧騒から離れ、気候変動についてともに考えませんか。
コロナ禍が明けたと言われてからしばらく経ちました。
私たちの生活は「元に戻った」と表現されることもありますが、物価も高い、世界情勢も不安定、埋まる気配のないジェンダーギャップ、立場による格差の問題…矛盾や不安を抱えながら過ごしている方は多いのではないでしょうか。
そしてそんないろんな問題存在する中、多くの人は毎日の家事や育児、お仕事、それ以外のことで忙しい日々なのではと…。
そこで、様々な方(※2)がともに学び、考え、ゆっくり対話する(話し合う)時間をつくろうというのが全6回のこのワークショップ。
どこから参加しても大丈夫ですし、途中入退場も歓迎します。知識のあるなしは問いません。
「社会で起きていることを考える余裕がないよ!」と思っている方、「いろいろ学びたい!」と思っている方、「なんか気になった」方…この企画に関心のある方はどんな動機でも歓迎です。
どんなプログラムなの?
全6回のうち第3回まで詳細が決定しています。テーマはそれぞれ以下のとおりです。
第1回:2024年1月8日(月) 14時00分~17時00分
テーマ「気候変動と正しい科学の知識」
講師:平田仁子さん(Climate Integrate 代表理事)
開催場所:13Labo(北区北13条西4丁目1-2第一志水ビル2階)
第2回:2024年1月21日(日) 14時00分~17時00分
テーマ「誰一人取り残さない」気候変動対策とは?」
講師:遠藤理紗さん(「環境・持続社会」研究センター事務局次長・気候変動プログラムリーダー)開催場所:エンレイソウ(北区北11条西8丁目(北海道大学内))
第3回 2024年1月25日(木曜日) 18時00分~20時00分
「気候変動おしゃべりカフェ」
参加者のみで講師はいません。
開催場所:調整中(後半3回のプログラムはcoming soonです…)
第1回はどんなことやるの?
新年明けて落ち着いたころ2024年1月8日(月祝)に第1回がスタート。場所は札幌市営「南北線北12条駅」から徒歩5分ほど。内容はこちら!
テーマは「気候変動と正しい科学の知識」。講師はClimate Integrate 代表理事の平田仁子さんです。
「気候変動」という言葉を聞いて、どんな気持ちになりますか?どんな感覚がありますか?重苦しい感じ?不安?遠い感じ?それとも近い…?
第1回目は、気候変動に対して今「私」や「私たち」どのように感じているのだろうか、という部分も大切にしながら気候変動に関する科学的な知識を学びます。
しょかいスタッフと参加者、参加者と参加者が初めまして。なので、まずは集まった「私たち」について知る準備を話し合いの練習ともに始めます。
気になった方、お申し込みはこちらから!お待ちしています。また、お知り合い、ご友人などにもお知らせくださるととても嬉しいです。
2023年12月28日(木)
SNUG 代表 長谷川友子
(※1)はてなブログのタグ機能でタウンミーティングの用語の解説がありますが、それらの見解と当ワークショップのタイトルとの直接の関係はありません。このワークショップでの「タウンミーティング」は「town hall meeting」という言葉のほうが近いかもしれません。
(※2)SNUGは社会による制約があることにより、参加したくてもこのタウンミーティングに参加できない方もいらっしゃることと思います。申し込みフォームに合理的配慮に関する事項はありますが、それでも足りない部分もあると考えています。
私はよりインクルーシブなワークショップのあり方、つくり方について今後も探究したいです。もしよろしければSNUGまでお声を聞かせてください。